こんにちは!スギヤマケイです。
先日「マーケティング・ビジネス実務検定A級」という試験の合格証書が届き、「IMASSA認定マーケティング実務士」という資格を得ました。
需給の関係を扱うマーケティングは、コミュニケーションを考えるにあたって重要な観点の一つだと考えています。
というわけで、この検定、資格についてご紹介します!
※ ここでご紹介する内容は2018年8月時点で把握している情報を基にしています。年度によって変更があるかもしれないため、特に受講を希望される方は必ず公式ページから最新情報をご確認ください。
マーケティング・ビジネス実務検定とは?
「マーケティング・ビジネス実務検定」とは、国際実務マーケティング協会が主催する、マーケティングに関する知識と実務能力を測る検定です。
この国際実務マーケティング協会、実は横浜にある一企業がもつ登録商標に過ぎないようなのですが、マーケティングに特化した資格試験が少なく、早くから実施されていることもあり、マーケティングに主眼を置く資格試験としては最も知名度の高い検定です。
受検にかかる負担は?
まず問題の内容ですが、数あるマーケティングの教科書に載っているような知識を確かめる問題が半分、与えられたテーマについてマーケティングを考察する実践力を問う問題が半分、といったところです。
B級は知識を確かめる問題が過半を占めるのと比べると、暗記だけでは合格できない難しさはあるものの、挑戦する楽しさをより強く感じられる検定だと思います。
合格にはマーケティングの実践力を持っておくことが必要になりますが、問題で与えられるテーマはごくごく平凡なものなので、あまり深すぎる考察はしなくて大丈夫です。
試験は年に2回程度、筆記、記述式の会場受検のみで、費用は12,343円かかります。
資格を得るメリットは?
「マーケティング・ビジネス実務検定A級」に合格すると、「IMASSA認定マーケティング実務士」という資格を得られます。
マーケティングの十分な知識と実務能力があることを第三者に認められた証として職務経歴書等に書いていますが、実際に効果があるのかはよくわかりません笑
いま働いている会社からは報奨金をもらえるので受検しました。
“コンサルタントとして信用されやすくなる”みたいな効果も出てくると良いなあと思います。
ほかに関連する資格や検定は?
マーケティングに特化した資格試験として、(公社)日本マーケティング協会が主催する「マーケティング検定」というものも実施されています。「マーケティング・ビジネス実務検定」よりも歴史が浅く、まだ3級しか実施されていないのですが、今後1級まで実施されるようになるとこちらの検定がマーケティング業界の主流になるかもしれません。
ちなみに、私も「マーケティング検定3級」を取得しています。「マーケティング・ビジネス実務検定B級」よりも少し初歩的、ややサービスマーケティング寄りの知識を問う試験でした。
その他、デジタルマーケティングに特化した「ネットマーケティング検定」があったり、経営学修士 (MBA) や中小企業診断士等の経営系の資格では内容の一領域としてマーケティングを扱ったりするようですが、マーケティングに特化した資格でマーケティング学の学位を除くものとしては、「マーケティング・ビジネス実務検定」が2018年8月現在では主流のようです。
マーケティングは、自分と異なる相手の視点を自分事に考えつつ、相手にとって何が価値なのか、どう価値提供していくのかを考えていく営みです。
この営みの考え方は、いろいろな場面でのコミュニケーションに応用できるものだと考えています。
興味のある方は一度公式ページをご覧になってみてください。